同心整骨院コラム

2021年3月24日 水曜日

変形性腰椎症とは?

 椎間板は様々な力を受け、加齢とともに徐々に退行変性(劣化)していきます。椎間板が変性すると徐々にその弾力性が失われていき、クッションとしての役目を果たせなくなっていきます。

 その他にも重労働や激しいスポーツ、同じ姿勢での作業なども原因となりやすいです。

 椎体が刺激を受けることで、骨棘(骨組織が増殖し、棘状になったもの)が形成されます。
ただし、骨棘の形成自体は、年齢を重ねる中でほぼすべての人に見られる現象であり、生理的な変化です。

 腰椎の内部には、脊柱管と呼ばれる空間が形成されています。神経の幹である脊髄はここの空間を通り、腰のあたりでは馬尾神経(ばびしんけい)と呼ばれる神経構造が形成されます。
変形性腰椎症になると、腰椎や椎間板が変化し、骨棘が形成されていきます。



 この結果、脊柱管に存在する神経が圧迫されることがあります。
神経が圧迫されると様々な神経症状が現れるようになり、腰部脊柱管狭窄症といった病気の原因となります。

 症状としては、腰痛・腰回りの重さ・だるさや張りなどが現れることもありますが、それ以上に足にしびれや痛みを伴うことが多いです。足の症状は坐骨神経の通り道に沿って出てきます。
脊柱管の圧迫の部位や程度により太ももやふくらはぎ、足の裏にもしびれや痛みが出ることもあります。

 変形性腰椎症はレントゲン撮影することによって骨棘形成の変化が確認することができます。

 治療としましては、症状を引き起こしていない限り治療介入することはありません。
ですが、痛みやしびれを起こし腰部脊柱管狭窄症を引き起こすことがあります。



 その場合はブロック注射や牽引療法や運動療法などを行うことで痛みを改善していきます。

 大阪市北区にあります同心整骨院での治療はマッサージやストレッチを行い、血行を良くしや筋肉の緊張を改善して、必要とする場合は筋力トレーニングの指導も行っております。鍼灸治療も神経症状には効果的です。

 変形性腰椎症でお困りの方は是非一度同心整骨院にご相談下さい。

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2021年3月20日 土曜日

腕が上がらないのはもしかして五十肩?

 五十肩とは、肩関節周囲炎とも言います。
中年以降、特に50歳代に多く見られ、肩関節が痛み、関節の動きが悪くなります。(運動制限)



 動かすたびに痛みがありますが、あまり動かさないでいると肩の動きが悪くなってしまいます。
髪を整えたり、服を着替えることが不自由になることが多くあります。夜間にずきずきと痛み、寝れないほどになる場合もあります。

 原因は関節を構成する骨、軟骨、靭帯や腱などが老化して肩関節の周囲の組織に炎症が起きることが主な原因と考えられています。
肩関節の動きをよくする袋(肩峰下滑液包)や関節を包む袋(関節包)が癒着するとさらに動きが悪くなります。(拘縮または凍結肩)

 炎症は関節包や、滑液包のほかにも上腕二頭筋長頭腱炎、石灰沈着腱板炎、肩腱板断裂などがあります。

 自然に治ることもありますが、放置すると日常生活が不自由になるばかりでなく、関節が癒着して動かなくなることもあります。
痛みが強い急性期には、日常の動作だけ行いなるべく安静にし、急性期を過ぎると温熱療法や運動療法などでリハビリを行うことをおススメします。



 大阪市北区にあります同心整骨院では、五十肩の治療も積極的に行なっております。
時間のかかる治療ではありますが、根気よく治療することで肩の可動域も少しずつよくなっていきます。

 五十肩でお困りでしたら是非一度同心整骨院にご相談下さい。

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2021年3月11日 木曜日

五十肩とは違う!インピンジメント症候群

 インピンジメント症候群とは、肩を上げていくとき、ある角度かで痛みや引っ掛かりを感じ、それ以上挙上できなくなる症状の総称です。

 悪化するとこわばりや筋力低下なども伴い、夜間痛を訴えることもあります。
肩を挙上する時、あるいは挙上した位置からおろしてくるとき、ほぼ60°-120°の間で特に強い痛みを感じることがあり、ペインフルアークといいます。



 骨形態の個人差として肩峰がもともと下方に突出している場合や加齢変化として肩峰下に骨棘ができた場合のほか、投球動作など腕をよく使うスポーツ選手にも発症します。


 上腕を外転する過程で、上腕骨と肩峰の間に腱板の一部や肩峰下滑液包などが挟みこまれ、繰り返して刺激が加わると滑液包に浮腫や出血が起こります。安静にするとこの変化は正常に戻り症状は軽快しますが、動作の反復によっては症状の再燃を繰り返して慢性化します。



 進行すれば、時に腱板の部分断裂になったり、肩峰下の骨棘ができたりして、痛みがなかなかとれなくなることもあります。

 治療としては、まずはしっかりと安静をとることです。
痛みが強い場合は痛み止めや炎症止めの注射の薬物療法などもあります。

 その後、肩周囲の筋力訓練やインナーマッスルをリハビリで鍛えていくと、ほとんどの場合は改善していきます。

 大阪市北区にあります同心整骨院では、インピンジメント症候群に対して、症状を緩和できるようにマッサージやストレッチ指導なども行っております。

 提携している病院もご紹介できますので、インピンジメント症候群でお困りの方は一度、同心整骨院にご相談下さい。 


 

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2021年3月 9日 火曜日

腰椎椎間板ヘルニアとは?

 腰の痛みにまつわる病気として、よく耳にする椎間板ヘルニア。
病名は知っているものの、詳しい症状や治療法はわからないという人が意外に多いかもしれません。

 まず、人間の背骨(脊髄)は、24個の骨(椎骨)で構成されていますが、椎骨と椎骨の間にはクッションの役割を果たす椎間板(ついかんばん)があります。
そして、椎間板は、中心の髄核(ずいかく)とそれを取り囲む椎間板があります。


 
 椎間板ヘルニアとは、椎間板の中の髄核が飛び出してしまった状態を「椎間板ヘルニア」と言います。
生卵に例えるなら、黄身が白身を突き破って出てきてしまったのと同じです。
飛び出してしまった髄核が神経に当たることで足のしびれや痛みといった様々な症状を引き起こします。

 原因としては、加齢や重いものを持った時の負荷などによる椎間板への強い圧力が考えられていますが、子供のころに激しいスポーツをすることでも発症する場合があります。

 その他にも遺伝的要因や喫煙なども発症に関わると言われています。

 治療法には保存療法と手術療法の2通りがあります。

 保存療法は薬の治療やコルセット固定したり、して通常3か月くらい様子をみます。
ヘルニア症状自体は時間が経過していくと徐々に痛みやしびれの感覚が治まってくるケースが多いのでしばらく様子を見ます。

 その間にマッサージやストレッチを行うことで症状が治まっていく期間を短くできる可能性があるため、当院でも腰椎ヘルニアの治療も行っております。

 手術療法は昔は切開する範囲が大きくて患者への負担も大きかったそうですが、今は内視鏡手術といって数ミリの穴をあけるだけで、筋肉や骨へのダメージを最小限に抑えて手術を行うことが可能になってきました。

 椎間板ヘルニアでお困りの方は是非一度、大阪市北区にあります同心整骨院にご相談下さい。
提携している病院もご紹介も承っております。


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2021年3月 8日 月曜日

腕まで痺れる頚椎症性神経根症とは?

 頚椎症性神経根症とは、頚椎の椎間板の突出や骨棘(骨の出っ張り)が作られることによって脊髄から上肢に分岐する神経根が障害される病気です。



 主な原因は加齢が多く、中年から高齢の方で肩から腕に痛みが生じます。
腕や手の痛み・しびれ・筋力低下が生じ、上を見ることやうがいをすること動作で症状が強くなるのが特徴です。

 しびれも頚椎症性脊髄症と違ってどちらか片側に出るという特徴もあります。

 頚椎症性神経根症の治療は程度によりますが、基本的には自然治癒する疾患です。
症状が出にくいように後ろへ反らすのは極力避け、適切な方向への牽引治療や症状が強い時は消炎鎮痛薬の投薬なども行われます。



 大阪市北区にあります同心整骨院で行なえる治療としましては、牽引治療の他に頸部や肩に対してマッサージを行います。

 マッサージを行うことによって緊張している筋肉をほぐし、神経や血管の圧迫を解消して症状の緩和に努めます。
その他にも、鍼灸治療も適していますので症状に応じてそちらの治療も行わせていただけます。

 提携している整形外科もご紹介できますので、頚椎症性神経根症でお困りの方は是非一度同心整骨院にご相談下さい。

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