同心整骨院コラム
2023年2月 2日 木曜日
東洋医学と西洋医学の違い①
こんにちは!
今回は東洋医学と西洋医学の違いを簡単にご説明します!
東洋医学と西洋医学は、どちらも人の健康増進と病気の治療のために成り立った医学ですが、
歴史的な背景、根拠とする哲学や方法論などの違いにより、大きく異なったアプローチをとっています。
東洋医学とは、経験的な医学であり、患者さんの状態を四診(望診・聞診・問診・切診)といわれる
東洋医学的診察法を基に主観的に判断し、今ある状態を診断します。
東洋医学における健康とは、季節やストレス及び生活環境に対し自己治癒力でバランスが取れている状態をいい、
そのバランスが崩れた状態を「未病」といいます。
治療は、漢方薬及び鍼灸などがあり、身体の状態に合わせて治療法を選択し、
もともと取れていたバランスを取り戻すように働きかけます。
治療において、東洋医学と西洋医学は、得意とするところが大きく違います。
西洋医学は、患者さんの症状や経過及びバイタルサインといわれる血圧・脈拍・体温・診察で得られる所見(お腹を押すと痛いなど)、
血液検査やレントゲンなどの画像診断機器を用いた検査の結果を統合して可能性のある疾患を絞っていき、病気の診断を行います。
科学的根拠をもって原因を排除することが治療になります。
西洋医学は、こういった原因のはっきりとした病態を得意とします。
まだまだ説明しだすと長くなりますので、今回はここまで!次回に続きます!
今回は東洋医学と西洋医学の違いを簡単にご説明します!
東洋医学と西洋医学は、どちらも人の健康増進と病気の治療のために成り立った医学ですが、
歴史的な背景、根拠とする哲学や方法論などの違いにより、大きく異なったアプローチをとっています。
東洋医学とは、経験的な医学であり、患者さんの状態を四診(望診・聞診・問診・切診)といわれる
東洋医学的診察法を基に主観的に判断し、今ある状態を診断します。
東洋医学における健康とは、季節やストレス及び生活環境に対し自己治癒力でバランスが取れている状態をいい、
そのバランスが崩れた状態を「未病」といいます。
治療は、漢方薬及び鍼灸などがあり、身体の状態に合わせて治療法を選択し、
もともと取れていたバランスを取り戻すように働きかけます。
治療において、東洋医学と西洋医学は、得意とするところが大きく違います。
西洋医学は、患者さんの症状や経過及びバイタルサインといわれる血圧・脈拍・体温・診察で得られる所見(お腹を押すと痛いなど)、
血液検査やレントゲンなどの画像診断機器を用いた検査の結果を統合して可能性のある疾患を絞っていき、病気の診断を行います。
科学的根拠をもって原因を排除することが治療になります。
西洋医学は、こういった原因のはっきりとした病態を得意とします。
まだまだ説明しだすと長くなりますので、今回はここまで!次回に続きます!
投稿者 同心整骨院 | 記事URL
2023年1月31日 火曜日
東洋医学とは?
こんにちは!
前回、前々回は鍼とお灸について書いてきましたが、
今回はさらに広く東洋医学についてブログを書いていこうと思います!
早速やっていきます!
東洋医学とは、その名の通り東洋(主に中国)で発達した医学の事です。
西洋医学が病気やケガの治療を目的にしているのに対し、
東洋医学では病気やケガの原因が何であるのか突き止め、その原因の除去を目的にしています。
病気やケガの根本的な原因を探るため、
東洋医学では患部だけでなく全身を診てから治療法を判断します。
患部以外の状態が、病気やケガの原因になることがあるからです。
治療に生薬や漢方、鍼や灸を用いるのが特徴になります。
よく聞かれる「ツボ」なども、東洋医学の考え方の1つです。
東洋医学には、人間が健康な状態であることを確認する要素として、前回も上げた「気・血・水」という考え方があります。
この「気・血・水」をスムーズに巡らせるためには肝・心・脾・肺・腎の五臓の働きが重要になると考えられています。
これらの臓は、西洋医学でいうところの臓器とはイコールではありません。
・肝(かん)
血液の貯蔵を行ったり、自律神経のコントロールを行う。
肝臓や胆のうに深いかかわりをもつ
・心(しん)
血液を循環させ、睡眠リズムを調節する。
心臓に深いかかわりをもつ
・脾(ひ)
代謝や筋肉への栄養供給を行う。
消化器系に深いかかわりをもつ
・肺(はい)
気を全身に巡らせる。皮膚や水分の代謝を行う。
呼吸器系に深いかかわりをもつ
・腎(じん)
成長、発育、生殖、老化に深いかかわりをもつ。
腎臓や膀胱などの泌尿器系に深いかかわりをもつ
この五臓の働きを整え、気を十分に持つことで人間は健康な状態を長く保てると東洋医学では考えられています。
今回はここまでです!
次回もお楽しみに!!
前回、前々回は鍼とお灸について書いてきましたが、
今回はさらに広く東洋医学についてブログを書いていこうと思います!
早速やっていきます!
東洋医学とは、その名の通り東洋(主に中国)で発達した医学の事です。
西洋医学が病気やケガの治療を目的にしているのに対し、
東洋医学では病気やケガの原因が何であるのか突き止め、その原因の除去を目的にしています。
病気やケガの根本的な原因を探るため、
東洋医学では患部だけでなく全身を診てから治療法を判断します。
患部以外の状態が、病気やケガの原因になることがあるからです。
治療に生薬や漢方、鍼や灸を用いるのが特徴になります。
よく聞かれる「ツボ」なども、東洋医学の考え方の1つです。
東洋医学には、人間が健康な状態であることを確認する要素として、前回も上げた「気・血・水」という考え方があります。
この「気・血・水」をスムーズに巡らせるためには肝・心・脾・肺・腎の五臓の働きが重要になると考えられています。
これらの臓は、西洋医学でいうところの臓器とはイコールではありません。
・肝(かん)
血液の貯蔵を行ったり、自律神経のコントロールを行う。
肝臓や胆のうに深いかかわりをもつ
・心(しん)
血液を循環させ、睡眠リズムを調節する。
心臓に深いかかわりをもつ
・脾(ひ)
代謝や筋肉への栄養供給を行う。
消化器系に深いかかわりをもつ
・肺(はい)
気を全身に巡らせる。皮膚や水分の代謝を行う。
呼吸器系に深いかかわりをもつ
・腎(じん)
成長、発育、生殖、老化に深いかかわりをもつ。
腎臓や膀胱などの泌尿器系に深いかかわりをもつ
この五臓の働きを整え、気を十分に持つことで人間は健康な状態を長く保てると東洋医学では考えられています。
今回はここまでです!
次回もお楽しみに!!
投稿者 同心整骨院 | 記事URL
2023年1月26日 木曜日
鍼にはどんな効果があるの?
こんにちは!
今回は鍼についてブログを書いていこうと思います!
鍼灸とはどんなもの?といった内容は前回のお灸のブログに書いておりますので、
その辺は割愛させていただきます!
では、鍼とはなんだろう?といったところから解説していきます。
鍼治療とは、ステンレス製あるいは金や銀製の金属の細い鍼を皮膚に刺してツボを刺激する施術です。
刺すという行為で痛そうに思われますが、実際に治療で使われている鍼の直径は0.12~0.18mm程度。
髪の毛と同じくらいの太さなので、実際に痛みを感じることは少ないです。
皮膚には痛点といって痛みを感じるポイントもありますので、その部分にあたるとチクッと痛みを感じることもあります。
ツボを刺激することで、身体のバランスを整える力を向上させていきますが、具体的には
・鎮痛作用
・血行促進作用
・免疫力の活性化
などが挙げられます。
・鎮痛効果
私たちの身体の中には、エンドルフィンやセロトニンなど、痛みを抑える鎮痛物質があります。
近年の研究では、鍼灸でツボを刺激すると、こういったエンドルフィンなどの鎮痛物質が分泌され、
痛みを緩和してくれる働きがあることがわかっています。
・血行促進作用
ハリによって小さな傷がつくと、身体は傷ついた組織を修復しようとして、患部周辺の血液量を増やし、
細胞に栄養や酸素を多く運ぶようになります。
このような血行促進作用も、鍼灸治療が持っている効果の1つです。
血行が改善されると、細胞分裂が盛んとなって機能回復が促進されたり、
痛みや疲労の原因となる物質が老廃物として排出されやすくなったりするなど、
身体に嬉しい効果がたくさんあります。
・免疫力の活性化
血液に含まれている白血球には、侵入してきた異物に対し、からだを守る働きがあります。
鍼灸による刺激は、こういった免疫系の細胞に働きかけて活性化を促したり、
ストレスによる免疫低下を予防したりする効果があるといわれています。
高齢化が進み、生活習慣病の患者が増加する近年では、
東洋医学の「未病治」(みびょうじ:病気になる前に養生して病気を予防する)という考え方が注目されています。
いかがでしたか?
次回もお楽しみ~♪
投稿者 同心整骨院 | 記事URL
2023年1月24日 火曜日
お灸にはどんな効果があるの?
こんにちは!
今回はお灸についてブログを書いていこうと思います。
お灸と一言でいっても実際にはどんな効果があるの?
といった疑問が少しでも解消されたらいいなと思います!
お灸は約3000年前に中国で発明され、その後、遣隋使や遣唐使によって
日本にもたらされたとされる歴史ある民間療法になります。
日本の古典などにもたびたび登場するなど、昔から庶民が気軽に利用した治療法でした。
お灸の原料になっているのは「もぐさ」
もぐさとは、ヨモギの葉の裏にある白い線毛を精製したものです。
ヨモギはヨーロッパではハーブの女王と言われるほど、様々な効果のある薬草で、
食物繊維、クロロフィル、ミネラルが豊富で、浄血、造血作用の他、止血作用もある万能薬です。
このもぐさに火をつけて、身体を温め、ツボを刺激するのがお灸です。
お灸の効果とは?
・血行がよくなり免疫力アップ!
身体に温熱刺激を与えることで、皮膚の下にある筋肉や血管、リンパ節が刺激されます。
すると、細胞が活性化され、免疫作用がアップするほか、リンパの流れが改善されますからむくみの解消に繋がります。
さらに、温熱効果によって血管が収縮・拡張し、局所の充血や貧血を調整し、炎症をやわらげる効果もあります。
・身体の様々な症状の改善!
人間の身体には「経絡(けいらく)」というエネルギーの通り道が全身をくまなく巡っているとされています。
東洋医学でいうエネルギーとは、人間の生命活動に必要な「気・血・水」のことで、これが不足したり
その流れが滞ると身体が不調をきたすと考えられています。
この経絡の上にあって、「気・血・水」が弱った時に反応がでる箇所が、経穴(けいけつ)いわゆるツボです。
それを刺激することによって、冷え性や腰痛、目の疲れ、むくみ、ストレス、不眠などといった身体の様々な症状の改善が期待できます。
・鎮痛・リラックス効果!
もぐさの有効成分として注目したいのがシネオールという精油成分。
ヨモギの他にユーカリにも含まれるもので、強力な消毒、滅菌、鎮静、鎮痛作用があります。
お灸をすることによって、この成分が皮膚の表面から内部に浸透していくことで痛みを和らげる効果が期待できるのです。
ちなみにこの成分は、もぐさを燃やした際にでる煙にも含まれており、匂いにもリラックス効果があります。
お灸のお話はいかがでしたか?
お灸を体験してみたい方はぜひ同心整骨院にご来院ください!!
今回はお灸についてブログを書いていこうと思います。
お灸と一言でいっても実際にはどんな効果があるの?
といった疑問が少しでも解消されたらいいなと思います!
お灸は約3000年前に中国で発明され、その後、遣隋使や遣唐使によって
日本にもたらされたとされる歴史ある民間療法になります。
日本の古典などにもたびたび登場するなど、昔から庶民が気軽に利用した治療法でした。
お灸の原料になっているのは「もぐさ」
もぐさとは、ヨモギの葉の裏にある白い線毛を精製したものです。
ヨモギはヨーロッパではハーブの女王と言われるほど、様々な効果のある薬草で、
食物繊維、クロロフィル、ミネラルが豊富で、浄血、造血作用の他、止血作用もある万能薬です。
このもぐさに火をつけて、身体を温め、ツボを刺激するのがお灸です。
お灸の効果とは?
・血行がよくなり免疫力アップ!
身体に温熱刺激を与えることで、皮膚の下にある筋肉や血管、リンパ節が刺激されます。
すると、細胞が活性化され、免疫作用がアップするほか、リンパの流れが改善されますからむくみの解消に繋がります。
さらに、温熱効果によって血管が収縮・拡張し、局所の充血や貧血を調整し、炎症をやわらげる効果もあります。
・身体の様々な症状の改善!
人間の身体には「経絡(けいらく)」というエネルギーの通り道が全身をくまなく巡っているとされています。
東洋医学でいうエネルギーとは、人間の生命活動に必要な「気・血・水」のことで、これが不足したり
その流れが滞ると身体が不調をきたすと考えられています。
この経絡の上にあって、「気・血・水」が弱った時に反応がでる箇所が、経穴(けいけつ)いわゆるツボです。
それを刺激することによって、冷え性や腰痛、目の疲れ、むくみ、ストレス、不眠などといった身体の様々な症状の改善が期待できます。
・鎮痛・リラックス効果!
もぐさの有効成分として注目したいのがシネオールという精油成分。
ヨモギの他にユーカリにも含まれるもので、強力な消毒、滅菌、鎮静、鎮痛作用があります。
お灸をすることによって、この成分が皮膚の表面から内部に浸透していくことで痛みを和らげる効果が期待できるのです。
ちなみにこの成分は、もぐさを燃やした際にでる煙にも含まれており、匂いにもリラックス効果があります。
お灸のお話はいかがでしたか?
お灸を体験してみたい方はぜひ同心整骨院にご来院ください!!
投稿者 同心整骨院 | 記事URL
2023年1月19日 木曜日
湿布の効果、使いかた♪
こんにちは!
本日は皆さん一度は使ったことのある湿布についてです!
腰が痛い、肩が痛い、、、
とりあえず湿布貼っとこか、、、
という人が多そうなので湿布がもたらす効果、使い方などを説明していきます!
湿布は消炎鎮痛貼付薬と書いているものが多いです。
漢字の意味を読み解くと、そのままですが炎症を抑え、痛みを鎮めるための貼り薬となります。
なので湿布にはサリチル酸メチルや非ステロイド性の抗炎症薬が入っていることが多いです。
湿布は冷湿布と温湿布の2種類がありますが好みがわかれますよね!
違いはポカポカするカプサイシンが入っているかヒンヤリするメントールが入っているかの差です。
効果はあまり変わりませんが捻挫や肉離れなどの急性期は冷湿布を、
腰や肩などだるさが目立つようなら温湿布をおススメしています。
ただ、実際に温めたり冷やしたりする効果はありませんので温めたり冷やしたりしたい場合は
お風呂やアイシングなどで対応するようにしましょう。
ここまで見ていただくと痛みには湿布が有効と言えそうですが貼り続けることでデメリットもあります。
まずは皮膚のかぶれがあります。
いわゆるテープ剤といった種類の湿布(茶色で粘着力が強いタイプ)はかぶれを起こしやすいので
ハップ剤と言われる白くてしっとりしている湿布に切り替えるか、かぶれが治まるまで貼るのをやめておきましょう。
もう一つの問題は長期間の使用により鎮痛薬の効果が薄まる場合があります。
貼ると楽な気がしますが長期間の服用は避けた方が無難かもしれません。
痛かったらとりあえず湿布!!!
も、一つの手ですが、、、
内科疾患や湿布ではどうしようもない痛みに発展する可能性がありますので
気になる様でしたら一度同心整骨院までご相談下さい。
本日は皆さん一度は使ったことのある湿布についてです!
腰が痛い、肩が痛い、、、
とりあえず湿布貼っとこか、、、
という人が多そうなので湿布がもたらす効果、使い方などを説明していきます!
湿布は消炎鎮痛貼付薬と書いているものが多いです。
漢字の意味を読み解くと、そのままですが炎症を抑え、痛みを鎮めるための貼り薬となります。
なので湿布にはサリチル酸メチルや非ステロイド性の抗炎症薬が入っていることが多いです。
湿布は冷湿布と温湿布の2種類がありますが好みがわかれますよね!
違いはポカポカするカプサイシンが入っているかヒンヤリするメントールが入っているかの差です。
効果はあまり変わりませんが捻挫や肉離れなどの急性期は冷湿布を、
腰や肩などだるさが目立つようなら温湿布をおススメしています。
ただ、実際に温めたり冷やしたりする効果はありませんので温めたり冷やしたりしたい場合は
お風呂やアイシングなどで対応するようにしましょう。
ここまで見ていただくと痛みには湿布が有効と言えそうですが貼り続けることでデメリットもあります。
まずは皮膚のかぶれがあります。
いわゆるテープ剤といった種類の湿布(茶色で粘着力が強いタイプ)はかぶれを起こしやすいので
ハップ剤と言われる白くてしっとりしている湿布に切り替えるか、かぶれが治まるまで貼るのをやめておきましょう。
もう一つの問題は長期間の使用により鎮痛薬の効果が薄まる場合があります。
貼ると楽な気がしますが長期間の服用は避けた方が無難かもしれません。
痛かったらとりあえず湿布!!!
も、一つの手ですが、、、
内科疾患や湿布ではどうしようもない痛みに発展する可能性がありますので
気になる様でしたら一度同心整骨院までご相談下さい。
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