同心整骨院コラム
2023年1月26日 木曜日
鍼にはどんな効果があるの?
こんにちは!
今回は鍼についてブログを書いていこうと思います!
鍼灸とはどんなもの?といった内容は前回のお灸のブログに書いておりますので、
その辺は割愛させていただきます!
では、鍼とはなんだろう?といったところから解説していきます。
鍼治療とは、ステンレス製あるいは金や銀製の金属の細い鍼を皮膚に刺してツボを刺激する施術です。
刺すという行為で痛そうに思われますが、実際に治療で使われている鍼の直径は0.12~0.18mm程度。
髪の毛と同じくらいの太さなので、実際に痛みを感じることは少ないです。
皮膚には痛点といって痛みを感じるポイントもありますので、その部分にあたるとチクッと痛みを感じることもあります。
ツボを刺激することで、身体のバランスを整える力を向上させていきますが、具体的には
・鎮痛作用
・血行促進作用
・免疫力の活性化
などが挙げられます。
・鎮痛効果
私たちの身体の中には、エンドルフィンやセロトニンなど、痛みを抑える鎮痛物質があります。
近年の研究では、鍼灸でツボを刺激すると、こういったエンドルフィンなどの鎮痛物質が分泌され、
痛みを緩和してくれる働きがあることがわかっています。
・血行促進作用
ハリによって小さな傷がつくと、身体は傷ついた組織を修復しようとして、患部周辺の血液量を増やし、
細胞に栄養や酸素を多く運ぶようになります。
このような血行促進作用も、鍼灸治療が持っている効果の1つです。
血行が改善されると、細胞分裂が盛んとなって機能回復が促進されたり、
痛みや疲労の原因となる物質が老廃物として排出されやすくなったりするなど、
身体に嬉しい効果がたくさんあります。
・免疫力の活性化
血液に含まれている白血球には、侵入してきた異物に対し、からだを守る働きがあります。
鍼灸による刺激は、こういった免疫系の細胞に働きかけて活性化を促したり、
ストレスによる免疫低下を予防したりする効果があるといわれています。
高齢化が進み、生活習慣病の患者が増加する近年では、
東洋医学の「未病治」(みびょうじ:病気になる前に養生して病気を予防する)という考え方が注目されています。
いかがでしたか?
次回もお楽しみ~♪
投稿者 同心整骨院