同心整骨院コラム

2020年10月21日 水曜日

スポーツ障害、シンスプリントとは?

 スポーツの最中や終わった後に、ふくらはぎの痛みや腫れを感じることはないでしょうか?
運動の度に痛みを感じると言うのなら、もしかするとシンスプリントと呼ばれる疾患かもしれません。

 シンスプリントとは、脛骨過労性骨膜炎ともいい、陸上やサッカー、バスケットボールなどの走ることの多いスポーツ選手に多く発症します。

 痛みや腫れを放置したままスポーツを続けると、重症化して「疲労骨折」にも繋がる可能性もありますので、速やかに整形外科などで適切な処置を受けましょう。

 原因は、すねの骨(脛骨)にくっついている骨膜と呼ばれる場所が激しい動作を繰り返すことによって炎症を起こします。
痛みが出る場所が特徴的で、ふくらはぎ下の1/2~1/3の内側の筋肉が炎症し、痛みます。



 初期の段階では、運動後にジーンとする鈍痛を感じるだけですが、炎症がすすんでいくと運動中も痛みを感じるようになってしまいます。
重症化すると歩くのも辛いといった状態になります。

 よくこの症状がなりやすい要因として、運動量や質の急激な変化や、足のアライメント(形)異常、運動環境などにも左右されます。

 治療方法としましては、まずは患部を安静にしてあげることが優先です。
初期段階であれば安静にしているだけでも約2週間くらいでほとんどが改善します。

 ストレッチやマッサージを行い足底筋や足関節周りの筋肉を緩めてあげるのも効果的です。
痛みが改善して来れば足の筋肉をタオルギャザーやチューブトレーニングなどで少しずつ強化していきます。





 シンスプリントのほとんどは保存治療で改善します。
スポーツへの復帰も、焦らずに患部に負担をかけないようにしばらくは運動量を調節するようにしましょう。

 大阪市北区にあります同心整骨院では、提携している病院もご紹介できます。シンスプリントでお困りの方は一度ご相談下さい。

投稿者 同心整骨院

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